胃下垂の人が痩せて見える理由

胃を押さえているスーツ姿の男性

胃下垂の人が痩せて見える理由をご説明します。
胃下垂とは、筋肉が衰えて胃が垂れ下がってしまうことです。
胃が本来の位置よりも下がり、小腸や大腸の間に入り込みます。
胃が入り込むことによって、小腸や大腸は圧迫されます。
もちろん胃自体も、狭い隙間に入り込むので圧迫されます。
するとその分、消化吸収能力が下がります。
圧迫されて範囲が狭まる分、食べ物を十分に消化吸収できなくなるのです。

つまり食べても栄養分の摂取ができず、そのために痩せて見えるというわけです。
さらに、消化吸収能力が下がるということは、食べ物が長く胃腸の中に留まっているということです。
すると空腹感も感じにくくなります。
空腹感を感じないのですから、必然的に食べる量が減ってきます。
食べる量が少ない上、栄養分があまり吸収されないのですから、体はみるみる痩せていきます。
これらの理由により、胃下垂の人は痩せている場合が多いのです。

逆に、痩せているからこそ胃下垂になりやすいとも言えます。
痩せるとその分筋肉も衰えますが、先述したように筋肉の衰えこそが胃下垂の原因です。
したがって、痩せている人は胃下垂になるリスクも高く、胃下垂になることでさらに痩せていくのです。